医療法人 慈桜会 瀬戸病院

瀬戸病院ブログ

各クラスの様子や栄養科から季節のレシピなどをお伝えいたします。
2020.6.30 栄養科より

妊婦さんへ 栄養科よりメッセージ2

皆様、こんにちは。瀬戸病院栄養科です。

 

汗をかくような暑い日と思ったら、肌寒い日もあったりと、体調管理が難しい季節ですが、元気にお過ごしでしょうか。

 

前回もお話しましたが、妊娠中は「赤ちゃんの分まで」と必要以上に食べたり、「栄養があるから」と同じ食材ばかりを繰り返し食べたりと、食事に偏りがみられる方がいます。

食べ方によっては、母体の体重が増えすぎになったり、赤ちゃんの成長に必要な栄養が不足してしまうことがあります。

 

妊娠中の週数により食事の嗜好・食事量に変化もみられるかと思いますが、今回は何をどのくらい食べたらよいか?ということについて簡単にお話をしようと思います。

 

 

 

 

 

前回、主食+主菜+副菜が食事の基本ですよ、というお話をしたと思います。

最近栄養指導をしていて気づく女性の食事の傾向は、ご飯(主食)は少ないのですが、毎食のようにデザート(お菓子)の付くような食事をされる方が多いように思います。

特に病気がない方に、デザートを「食べてはいけません」というつもりは勿論ありません。

甘いものを食べて「ホッとする」という経験をされたことのある方は多いと思います。

 

ただ、毎日・毎食、お菓子となると気になりますね。

それが何で出来ているのかしら??と、一度食べる前に考えてみて頂きたいです。

 

 

ちょっと脱線してしまいましたね。

 

「主食」の1食の目安量としては、

  • ご飯なら女性用お茶碗1膳程度
  • 食パンなら8枚切り2枚程度
  • 茹でうどん(そば)なら1玉程度

 

 

「主菜」の1食の目安としては、大雑把に片手に乗る分くらい

  • 納豆1パック+卵1個
  • 魚の切り身1切れ
  • 肉のスライス4枚くらい などにするとよいでしょう。

 

 

「副菜」の1食の目安としては120g程度

  • 生の状態で両手に1杯
  • 過熱してカサが減った状態であれば片手に1杯

 

 

ご自身の食習慣と比べてみてどうでしょう。

何か違いはありませんか?

赤ちゃんの成長は、ママの食事由来なので、これを機会にバランスや量をちょっと見直してみませんか?

 

次回は食中毒についてお話をしたいと思います。

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